6月8日(木)
ストライカーの決め手は判断力
テレビの「ユーロ・スポーツ」というチャンネルで、ほとんど1日中、ワールドカップがらみの番組を放映している。過去の大会の伝説的な得点場面がくり返し登場する。映画フィルム時代の映像も見ることもできる。それを見ていて「ストライカーの決め手は判断力だ」と思った。
1958年スウェーデン大会で17歳のペレが浮き球で相手の頭越しに抜いてシュートする場面。1986年メキシコ大会のマラドーナの5人抜き。最近ではロナウドの得点シーンなど。こういう場面をスローモーションにしたのを見てみると、ゴール前でのプレーの判断とタイミングが絶妙であることが分かる。
ストライカーにとって、技術は絶対に必要である。筋肉の俊敏さも必要である。しかしワールドクラスのストライカーかどうかを分けるのは瞬時の判断力である。
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