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■ 手のひらの上のサッカー史
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第14部
W杯ロシア大会へ向けて

1.大会最初の郵趣品

2.大会前1000日記念

3.W杯の回想(その1)
4.W杯の回想(その2)
5.W杯の回想(その3)
6.W杯の回想(その4)
7.W杯の回想(その5)
8.W杯の回想(その6)
9.伝説の人々(その1)
10.伝説の人々(その2)
11.伝説の人々(その3)
12.伝説の人々(その4)
13.伝説の人々(その5)

 


小堀 俊一 (こほり・しゅんいち)
1941年生まれ。 
フットボール・フィラテリスト、ビバ!サッカー研究会会員。
40年あまり前から、サッカー郵趣品(切手・はがき・封筒・記念消印などの郵便物資料)を収集し、楽しみながら世界のサッカーを学び続けています。
著書:「サッカー百科展」(1992年・大修館書店)、「サッカースタンプスタジアム」 (2002年・ 日本郵趣出版)


第14部 ワールドカップ・ロシア大会(2018年)へ向けて

4.ワールドカップの回想(その2)

◆1962年チリ大会
  1960年フランスで開催された第1回ヨーロッパ選手権大会で初代王者となったソ連代表は、ワールドカップ・チリ大会のヨーロッパ地域予選グループ5(ノルウェー、トルコ、ソ連)において、6戦無敗の戦績で本大会に臨みました。(同予選開催は1961年6月1日〜11月12日)
 本大会1次リーグではグループ1に組み分けされ、ユーゴスラビア、ウルグアイ、コロンビアと戦い、2勝1分でグループ1位。準々決勝では、開催国チリに1対2で敗れましたが、ソ連の2失点はいずれもゴールから遠い距離からのシュートであり、ヤシンほどの経験豊かなGKがなぜ止められなかったのか、不思議がられた敗戦
でした。

1962年 チリ大会記念マキシマムカード
GK:レフ・ヤシン、MF:イゴール・ネット、FW:ヴィクトル・ボネデルニク
(2015年10月1日付特別記念消印入り)

 

◆1966年イングランド大会
 本大会1次リーグ、グループ4(北朝鮮、イタリア、チリと同組)で首位(3勝0敗)。
 準々決勝でもハンガリーを2−1で下しましたが、準決勝で西ドイツに1−2で敗れ、ポルトガルとの3位決定戦に臨みました。 12分、この大会得点王エウゼビオに先制のPKを決められ、44分マロフェーエフの得点で追いつきました。 
  しかし88分、トーレスに決勝点を奪われ、4位で大会を終えました。

1966年 イングランド大会記念マキシマムカード
GK:レフ・ヤシン、DF:アリベルト・シェステルニョフ、 FW:イゴール・チスレンコ
  (2015年10月1日付特別記念消印入り)

 

開催都市巡り
  (3)カザン  

大会開催都市ポスター絵ハガキ(3)カザン
(2015年9月18日発行)

デザインは、タタールスタン共和国の国章や「FCルビン・カザン」のエンブレムを感じさせる。

 ロシア連邦にある22共和国のひとつ、タタールスタン共和国の首都「カザン市」は、ロシア第3の都市として、2009年にロシア特許庁により商標登録された都市。
 モスクワから東へ800km、カザンカ川とヴォルガ川の合流点付近に位置する、水上、陸上交通の要所。タタール文化の中心地として、2000年に「カザン・クレムリン」がユネスコ世界文化遺産に登録されています。
 「FCルビン・カザン」の本拠地であり、1958年に創設された同クラブは、2008年、2009年ロシア・プレミアリーグ連覇を達成しています。

カザン・アリーナ スタジアム
(収容人数:45,000人)

設計はウェンブリー(イングランド)などを手がけた「POPULOS」社。
「FCルビン・カザン」のセントラル・スタジアムとは別に新設された。
(2015年11月17日発行、特別記念消印入り)

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