第14部 ワールドカップ・ロシア大会(2018年)へ向けて
3.ワールドカップの回想(その1)
◆切手の切手
2015年10月1日にロシアは切手6種類を収めた小型シートを発行しました。 郵趣界で「切手の切手」とよばれるもので、ソ連時代に発行されたワールドカップ記念切手6大会分を採録しています。
|
ワールドカップ回想記念小型シート
(2015年10月1日発行)
|
◆1958年スウェーデン大会
ロシアとしてのFIFA加盟は1912年までさかのぼりますが、第2次世界大戦が終了した翌1946年6月26日にソビエト連邦(以下ソ連)としてFIFAへ加盟。スウェーデン大会のヨーロッパ地域予選グループ6のプレイオフで、ポーランドを2対0で下し、本大会へはじめて進出しました。
本大会では、1次リーグ第4グループでブラジル(0−2)、イングランド(2−2)、オーストリア(2−0)と戦い、同グループ2位決定戦ではイングランドに1−0と勝利しています。準々決勝では開催国スウェーデンに0−2で敗れました。
|
1958年 スウェーデン大会記念マキシマムカード
GK:レフ・ヤシン、MF:V・イワノフ、FW:N・シモニアン
(2015年10月1日付特別記念消印入り) |
開催都市巡り
(2)エカテリンブルク
|
開催都市ポスター絵ハガキ
(2)エカテリンブルク
(2015年9月18日発行) |
|
|
|
|
開催都市記念絵ハガキ
(エカテリンブルク)
(2015年12月16日発売) |
エカテリンブルクはウラル山脈中部、東側にある都市、2018年11開催都市中もっとも東に位置しています。ロシア帝国ピョートル1世時代の1723年に町の建設がはじまり、エカテリンブルクの名称もピョートル1世の妻エカチェリーナに因んだものです。なお、ロシア革命にともない、妻子とともにこの地に移された皇帝ニコライ2世は、1918年7月17日にイパチェフ館で銃殺刑に処せられています。
|
セントラル・スタジアム
(収容人数:44,130人)
|
|
◆画像をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。
「手のひらの上のサッカー史」に対するご意見・ご感想は、 こちらから。 |