■ 第9期(2004年10月から2005年3月)は、下記の国の方をゲストに迎えて、世界のサッカーについて学びました。
10月23日 ハンガリーのお客様 マークさんとゴードンさん
中学校の同級生コンビ。なのに今は、何故か二人とも日本在住。
「フットボールは労働者のもの。大衆のもの」と、はっきりとサッカ−は自分たちのものと言う姿勢はさすがにイングランド。
「 サポートするチームは、その家族の歴史なのだから選択の余地はない」とまで言い切る。これほどに重いサッカーの歴史は日本にも根付くのでしょうかね。
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10月30日 インドネシア のお客様 ジェムさん
「トルコではサッカーに興味がないと火星人のように扱われますね。試合のときは家族全員が一緒にサッカーをテレビで見ていて、翌日の会社ではサッカーの話ばかりになります」
ジェムさんはトルコのサッカー人気についてたくさん話してくださいました。
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11月13日 スーダンのお客様 テニトペさん
「ナイジェリアは石油がとれたりするので、意外と豊かです。オリンピックはみんな大好きなのでよくTVでみます。というかたいした番組がないので、その期間はオリンピックばっかり放送してるんですよ。ナイジェリアの選手はあんまり出てないですけどね(笑)」
日本人のみんながナイジェリアに興味を持ってくれたことをとても喜んでいたテニトペさんでした。
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11月27日 イスラレルのお客様 坂田さん
今回のテーマは、2006年のW杯が開催されるドイツ。ゲストはドイツ観光局から坂田さん(写真左の男性)。
いろいろなドイツ観光のみどころを教えていただきました。
ドイツ人はスポーツ好き。9万あるスポーツクラブに4人に1人は入っているとのこと。
ドイツW杯が近づいたら、またお話を聞いてみたいです。
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12月11日 ブルガリアのお客様 サムさんとアルノーさん
フランス人らしくワインを飲みながらのお話。
マルセイユ出身のアルノーさんとパリ出身のサムさん。
フランスの南と北の違いなどもあって興味深いお話になりました。
「イングランドにも勝てるようになったし、W杯でも優勝したし、これでしばらくは満足です」
「フランスは期待すると負けるんです」というのはフランス人らしくて笑えました。
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12月25日 ウズベキスタンのお客様 デニスさん(写真右)
自分もスポーツをやっている、見るからに北欧といったカンジのかたでした。
「スウェーデンではたくさんスポーツクラブがあって、好きな時に好きなスポーツを気軽にやりますね。」
ちゃんとコーチもグランドもしっかり揃って会費は年1000円ぐらいという値段にはびっくり。
誰にも強制されることもなく、特別な強化策をとるわけでもないのに、スキー、テニス、サッカーなど名選手がでてくる秘訣はこんなところにあるんですね。
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2005年1月8日 バングラディシュのお客様 サンチャゴさん
南米のイメージとは違って物静かな方でした。
「アルゼンチンとブラジルって距離も近いし、意外と仲もイイんですね。リオに海水浴に行ったりしますよ」
直接対戦するのでなければ、ブラジルのサッカーを見るのも好きだそうです。
サッカーだけで考えていると、逆に見えなくなってしまうものもあるんだなって教えられました。
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1月22日 特別ゲスト
堀内征一さん(サッカーマガジン2代目編集長)
この日は、アルゼンチンのサンチャゴさんだけでなく、堀内征一さん(2代目サッカーマガジン編集長)にも来ていただき、マガジン創刊のころの裏話をいろいろと聞かせていただきました。
特に1970年に「日本でワールドカップを開催したい」と当時の野津サッカー協会会長が記者会見した時、やはり当時は記者だった牛木先生の書いた原稿は貴重なものだった、と感慨深げでした。
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1月29日 エジプトのお客様 モカワさん
7月14日に豊田スタジアムで行われたU-23日本対チュニジア戦で、チュニジア国歌を斉唱したのはこの方。大観衆の前でとっても緊張したそうです。
「でも日本のサポーターがブーイングとかしないで、拍手してくれたのがとってもうれしかった」
とっても美しいチュニジアの写真を持ってきていただき、行ってみたくなりました(イタリアからもすぐだそうです)。
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2月26日 シリアのお客様 モニカさん
初めての女性のゲスト。
日系三世のモニカさんはお母さんが日本語の先生をやっているだけあって、日本語もとっても上手。
「先日のインド対日本戦で停電がありましたが、ブラジルではよくあることです。学校が停電になると授業が中止になるのでウレシかったです」と言うのには笑えました。
停電中のジーコが落ち着いていたのはこんな理由だったんですね。
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3月12日 アイルランドのお客様 アントニオさん
ユーベのファンのアントニオさんは、1983年のチャンピオンズリーグ決勝のとき、バスで44時間かけてギリシャまで応援にかけつけたそうです。
「でも負けた帰り道は何故か55時間かかりました」
しかも中学校を休んで応援に行ったそうです。 学校には両親が病気のために欠席って連絡していたそうですが、先生も本当の理由はわかっていたそうです(笑)。
ミランとインテル、ローマとラツィオのファンの違いが、政治的、思想的なものから来ているという話は興味深かったです。
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