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◆フリーキック 


サポーターズ・アイ
行った! 見た! アテネ・オリンピック! (5/6)


男子の試合 
日本 3ー4 パラグアイ(8月12日・テッサロニキ)       
日本 2ー3 イタリア (8月15日・ボロス)         
日本 1ー0 ガーナ  (8月18日・ボロス)    

さくら「初戦のパラグアイ戦は、はじまって5分に那須のミスがもとで失点。U-23日本代表は「5分以内の失点」が多い。いつもどおりだと思った。イタリア戦もよくなかった。イタリアはのびのびとプレーし、ボールをとったときにあわてない。間がある。日本はボールをとったら状況にかかわらず前に急いで出す。サッカー文化の違いを感じた」

純子「パラグアイ戦のスタメンが発表になったとき、トップが高松と大久保だったので、直前にメンバーを変えて勝った例がないと不安な予感がした。案の定だった。試合の前も後も選手たちの様子がばらばらだった。チーム内に何かもめごとでもあったのかと思った。でもイタリア戦のときは不協和音のような感じは消えていた」

カメ「初戦のミスを引きずっていた、特に気持ちの切り替えができてなかったと思う。第2戦ではイタリアのサイドへの展開が早い、サイドの使い方がうまいのに感心した。大人のサッカーだ。日本は個々の選手の能力が通用しないわけではないが、自分たちのやりたいサッカーができなかった。相手に合わせてしまったというより、イタリアの術中にはまったという感じだった。敗戦はとても悔しかったが、負けて仕方のない試合だった」

女子の試合
日本 1ー0 スウェーデン(8月12日・ボロス)        
日本 0ー1 ナイジェリア(8月14日・アテネ・カライカキ) 
日本 1ー2 米国    (8月20日・テッサロニキ)  

さくら「スウェーデンとの試合は、暑いのに運動量は落ちなかった。ばてたのは相手のほうだった。第2戦の相手のナイジェリアは、身体が大きく、瞬発的な身体能力が高く、見るからにアフリカの強チームといった感じだった。日本はピッチを広く使って、戦術的にも、体力的にも、よく準備されていることを示した」

純子「スウェーデンは体格がよく、強そうだったが、試合が始まったらすぐ、日本は勝てるだろうと予感がした。1対0だったけど完勝したような気持ちになった。ナイジェリア戦は負けてもベスト8に進出できそうな様子だったのでリラックスして応援した。日本の女子選手は自分の役割を十分理解して動いている感じだった」

カメ「日本の選手は試合前、スタンドの家族に笑顔で手を振ったりしていたことに違和感を感じた。気迫が感じられない。ところが、試合が始まったら体を張ってボールを奪い、終始走って気持ちが前面に出ていた。「プレーで示す」とはこういうことを言うんだなと感心した。スウェーデン戦で相手が大柄なのにゴール前にボールを上げていた。相手のGKとDFの間が弱点だから、そこを狙えと指示が出ていたことを、後で聞いた。情報戦の勝利だと思った」

 

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