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◆フリーキック 


サポーターズ・アイ
行った! 見た! アテネ・オリンピック! (1/6)

さくら:中川 桜(なかがわ・さくら)
純子:山内純子(やまのうち・じゅんこ)
カメ:本杉亀一(もとすぎ・ひさかず)
(構成)牛木素吉郎


 8月のアテネ・オリンピックに、ビバ!サッカー研究会のメンバーのなかから3人が、それぞれ応援に出掛けた。何を目的に、どのように旅行したか。サポーターとしての独特の視点で、何を見てきたか。何を感じて帰ったか。
  帰国した3人に集まってもらって、座談会形式で話してもらい、それを再構成して紹介する。                                
( 文中の通貨単位のレート:1ユーロ=130〜140円)  

何のために行ったか? 

さくら「かねてから応援しているフェイエノールトの小野伸二がオーバーエージで男子代表に加わったので、オリンピックでの試合ぶりを見に行った。女子には、それほど思い入れはなかったのだけど、日程的に可能だったので応援することにした。ところが、女子のほうが、とてもよかった。楽しそうに頑張っていて、快く応援できた。男子はあまりよくなかった。でもパラグアイ戦で、伸二がPKだけど2点入れたのでまあまあ」

純子「私ははじめから女子を応援するために行った。国立競技場の壮行試合で配っていた青いプラスチックのシートを集めて持って行って、現地のスタンドで配った。最初の女子スウェーデン戦の前は何も食べられないほど緊張していた。勝ったときは、うれしくて抱き合って泣いた。ナイジェリア戦も、みながのびのびとプレーしていた。楽しかった」

カメ「ぼくは純粋にオリンピックの日本選手を応援に行った。サッカー7試合のほか、柔道を2回、レスリングを1回、野球を3試合見た。サッカーは、男子のほうが主で、日本が敗退したあと決勝トーナメントの試合も2試合見た。女子はオリンピック参加を楽しみながら真剣に勝負している感じ。男子は初戦のミスが尾を引いて、力を出し切れずに敗退した」

どのように旅行したか

さくら「英国航空(BA)でロンドン乗り換えアテネへ。航空券が往復で19万円。現地の移動は長距離バスに5回乗って計81ユーロ。宿泊はボロスに2人部屋を純子ちゃんと4連泊とって荷物を置きっぱなしにして、テッサロニキとアテネに行った日はダブって2人部屋を1泊ずつとった。合計のホテル代は1人前300ユーロくらい。 帰りはイタリアに寄った。試合の入場券を含め、食費を除いて25から30万円のあいだ(ギリシャには5泊6日の滞在)」

純子「行きと現地での行動は、さくらさんとほぼ同じ(5泊7日)。食費を含めても30万円はかかっていない。ホテルは日本から電話やメールで予約を試みたがうまくいかず、現地でとった。試合のチケットは、男子の日本対イタリアだけ、たまたま日本で手に入れたが、あとは現地で買った。代金は1試合10〜20ユーロ。指定席のはずだが、チェックはなくて、スタンドで自由に移動できた」

カメ「マレーシア航空でクアラルンプール経由ローマ往復。11万9千円。ローマからは電車とフェリーのつもりだったが、ハイシーズン料金で結構高いので、時間を節約するためもあってローマ〜アテネの飛行機をとった。往復560ユーロ。航空運賃が合計で19万円ほどになった。テントを一応持って行ったが安いホテルを探して泊まった。ギリシャ滞在は,、8月9日から26日までの18日間。入場券、食費、交通費を含めて旅行中に使った金額 は15万円。総計約34万円」

 

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